黒川温泉 2014紅葉 まとめ

11月も終盤に近づいてまいりました。

今年もそこら中の紅葉がたくさんの人々の目を魅了していますが、

一旦黒川温泉の紅葉の様子をまとめてご紹介します。

 

一枚目は平野台から、くじゅう連山の猟師山方面。

手前のススキから猟師山へ向かって段階的に赤く染まっています。

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清流の森。

原生林の間を抜ける遊歩道では川の流れる音と野鳥の声だけが聞こえます。

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黒川荘さんの川向、屏風岩。

切り立ったガケにはほとんど人の手が入らず、広葉樹が自生しています。

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木々に囲まれた南城苑さん。

左側の黄色い塊は地蔵堂の大イチョウですね。

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やまびこ旅館さん周辺。

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残り少ない紅葉シーズンですが、この後はいよいよ冬の黒川温泉を彩る湯あかりが始まります。

マゼノ渓谷の紅葉 マゼノミステリーロード

三連休も中日ですね。

この連休中に紅葉を楽しめそうなところを紹介します。

少し散りかけていますが、マゼノミステリーロードを通ってマゼノ渓谷で少し車を停めていただくと、

渓谷をうめつくす紅葉を見渡すことが出来ます。

 

谷間は赤みがかった広葉樹が群生し、緑色はご存知小国杉です。

そして、中央遠くに見えるのは涌蓋山。

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黄金色のススキ。と、手前のは・・・

何でしょう?

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見える範囲は紅葉と小国杉でうめつくされています。

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この他にも黄色く変色したクヌギの木でうめつくされた丘等、

マゼノミステリーロードではこの季節しか見ることの出来ない景色が果てしなく広がります。

 

マゼノミステリーロードは冬場凍結の為、大部分が閉鎖されてしまうので、

是非この時期はちょっとルートを変更してマゼノミステリーロードを通ってみてください。

今週末は遊水峡の紅葉が見頃です

今年の小国郷の紅葉も徐々にピークを迎えそうです。

今週末行き先を決めていない方には、遊水峡へ立ち寄るのがおすすめです。

川を挟んだ木々が赤く色づき、ところどころで鮮やかなグラデーションが見られます。

 

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ちなみに、ここ遊水峡はついこないだ世界ジオパークに認定された阿蘇の貴重な地形を観察することができる、

ジオサイトとしても登録されています。

遊水峡の川底は太古に噴火した阿蘇山の火砕流が堆積して固まった岩盤で出来ており、

自然に出来たとは思えないような平な川底が広がっています。

この平な川底のおかげで水量の割に幅が広くて水深の浅い遊水峡の特徴となっています。

 

ついでにカッパ滝の動画もどうぞ

 

水遊びできる夏の遊水峡は最高ですが、

この時期に歯科見られない落ち着いた遊水峡もまた格別です。

下城の大イチョウも色づいてきました

「下城の大イチョウ」が黄色く色づいてきました。

このイチョウの木は、樹齢1000年以上、高さは25m程あり、

川を挟んで反対側を通る国道212号線からも存在感を確認出来ます。

 

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この時期になるとこのイチョウの木がライトアップされ、

周辺のクラシックな建築物と相まって懐かしい雰囲気を醸し出します。

 

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幹周りはなんと12mだそうです。

大イチョウは別名「チチコブ」さんとも呼ばれており、枝に人の乳房のようなコブが

無数に生えており、いちょうの木にお祈りすると、

出産後の母乳の出がよくなると言われています。

11月2日(日)にはここで「ちちこぶ祭り」という地元のお祭りも開催されます。

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また、このすぐ目の前には、下城の滝と呼ばれる滝があり、

大きくえぐれた谷底に杖立川の水が勢い良くダイブし、

その周辺の雑木の紅葉も覗くことが出来ます。

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小国町の名物、杉の葉のオブジェも。

 

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まだ覚えたてですが、空撮動画も

今年の下城の大イチョウのライトアップは11月10日まで。

夕方以降通りがかる時は、是非お立ち寄りくださいね!

 

一番美味しい里芋知ってます? 芋車で洗った里芋

小国郷で昔からよく食べられている野菜の一つに里芋があります。

里芋は直火で焼いて生姜醤油を付けて食べると最高なんですが、

土と繊維質の皮を取り除くのが結構大変で、包丁で皮をむくと身の大部分も削りとってしまいます。

 

そこで!

どうやらこの辺りでしか使われていないという、芋車の出番です!

今回は千光寺付近の井手で使用されている芋車をご紹介します。

のどかな風景ですね。

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これが井手にセットされた芋車!

木の板と竹で組んだ水車のような構造をしていて、中に土や根っこがついたままの里芋を入れて、

水が流れる井手にセットします。

芋車は水のちからでグルグル回って・・・

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30分も回すと、土、皮、根っこが取れた白い里芋が!

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この方法で洗った里芋は身の部分がほとんど削られず、

このまますぐに調理することが出来ます。

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ちなみに、昔は地域で共有の石臼に芋を入れて、足や板でかき混ぜて洗っていたそうです。

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小国郷秋の2大祭り報告 2/2 ふるさとの秋祭り

昨日よりお届けしている、小国郷秋の2大祭り、

次は小国町で開催されたふるさとの秋祭りを少しだけご紹介!

(カメラ忘れたのでスマホカメラの写真しかとれていないということです・・・)

 

まずは出店!

きよら祭りでは市の原小学校のグラウンドにステージや出店等ほとんどのものが集約されていたのに対して、

ふるさとの秋祭りでは、宮原の大部分が祭り会場となります。

従って、出店は道路に面した店先などに出展されています。

 

そのうちの一つ、七福醤油さん前のつくね!

醤油がスプレーされているそうで、食べ慣れた醤油の風味をほんのり感じます。

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そして町内をほぼ一周するパレード。

ふるさとの秋祭りで最も盛り上がるところです。

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もう一つ、このお祭りの名物、杉の葉で造形されたキャラクターも!

今年はやっぱりこのキャラですね。

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現地入りに遅れた上にカメラを忘れるという大失態でしたが・・・

パレードはひととおり見ることが出来ました。

来年はもっと細かくお伝えできるように準備します。。。

小国郷秋の2大祭り報告 1/2 きよら祭り

小国郷では稲刈りも進み、収穫祭とも言える秋の2大祭り、

南小国町のきよら祭りと小国町のふるさとの秋祭りが開催されたので、報告!

 

まずは南小国町のきよら祭りから。

数日前台風19号が過ぎた後ですが、この日は晴天!

子どもたちの出し物に始まり・・・

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場内ではCLAMPさんから、ボルダリングの体験ブース!

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これぞ赤牛!

赤牛の串焼き

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そして大好評ですぐに売り切れになった赤牛の肉味噌と米粉のクレープ!

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くまモンが飛び入りでステージを盛り上げて・・・

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カラオケ大会(???)

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街中の人が集まりました。

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この他にも吉原神楽や中原楽等、

地元のあらゆる要素がここに詰まっていました!

夜の押戸石 ☓ 吉原神楽 10月11日 押戸石観月会

台風一過の為か、小国郷もめっきり冷え込むようになってきました。

台風が過ぎ去った後は、秋らしい高く広がる青空を見上げることが出来ます。

 

押戸石から眺める阿蘇五岳もここ最近で一番クリアに見えます。

 

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押戸石に来たらこれ

毎度おなじみの360度パノラマ!

遮蔽物無し!巨人を防ぐための壁も当然無し!!!

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涌蓋山から久住山。

なんとなくエアーズロックな印象を持ちました。

見たことないんですけどね。

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さて本題。

今週末、10月11日(土)の18時より、

ここ押戸石で恒例の観月会が開催されます。

去年は天候不良により、頂上のステージで無く駐車場横のスペースで舞われた

吉原神楽は今年も演じられるそうです。

押戸石観月会

押戸石観月会

押戸石観月会

押戸石観月会押戸石観月会

今年こそは頂上の巨石と吉原神楽の共演を目撃したいですね!

またまた阿蘇が世界に認められました! 世界ジオパークネットワークに加盟!

皆さんもうご存知のかたもいらっしゃると思いますが、
今朝方、カナダで開催されている世界ジオパーク国際ユネスコ会議の閉会式で、
阿蘇が世界ジオパークネットワークへ加盟されることが正式に決定しました!

このサイトでもほそぼそと小国郷を中心とした阿蘇の風景等を紹介してまいりましたが、
私達が住んでいる阿蘇という土地には、世界が認める希少な地形や植物、歴史等、
たくさんの火山に由来する財産が積み重なって存在しています。

そして火山の麓という不利な土地にもかかわらず、野焼きを中心とした営みを続けてきたことで、
太古からの生活の基板が維持されていること。

私達も何故ここにこんな環境が残っているのか、よくわかっていません。
だってこの生活を始めた人たちは、少なくとも1000年前を生きた人達ですから。

黒川温泉 恋人たちの丘からの阿蘇五岳
黒川温泉 平野台から恋人たちの丘

火山噴火の影響も観察することができる鍋ヶ滝
鍋ヶ滝

火山の噴出物による地形を残す遊水峡
遊水峡

これからの阿蘇の課題は、この阿蘇をこれから1000年先へも残していくこと。
そして、いいことだけではない阿蘇をより多くの方へ知っていただくこと。
これからも小国なうはサボり気味ですが、阿蘇小国郷のことを皆さんへお伝えしていきます!

ということで、みんな!阿蘇に阿蘇びに来てね!

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