今年の小国郷の紅葉も徐々にピークを迎えそうです。
今週末行き先を決めていない方には、遊水峡へ立ち寄るのがおすすめです。
川を挟んだ木々が赤く色づき、ところどころで鮮やかなグラデーションが見られます。
ちなみに、ここ遊水峡はついこないだ世界ジオパークに認定された阿蘇の貴重な地形を観察することができる、
ジオサイトとしても登録されています。
遊水峡の川底は太古に噴火した阿蘇山の火砕流が堆積して固まった岩盤で出来ており、
自然に出来たとは思えないような平な川底が広がっています。
この平な川底のおかげで水量の割に幅が広くて水深の浅い遊水峡の特徴となっています。
ついでにカッパ滝の動画もどうぞ
水遊びできる夏の遊水峡は最高ですが、
この時期に歯科見られない落ち着いた遊水峡もまた格別です。
「下城の大イチョウ」が黄色く色づいてきました。
このイチョウの木は、樹齢1000年以上、高さは25m程あり、
川を挟んで反対側を通る国道212号線からも存在感を確認出来ます。
この時期になるとこのイチョウの木がライトアップされ、
周辺のクラシックな建築物と相まって懐かしい雰囲気を醸し出します。
幹周りはなんと12mだそうです。
大イチョウは別名「チチコブ」さんとも呼ばれており、枝に人の乳房のようなコブが
無数に生えており、いちょうの木にお祈りすると、
出産後の母乳の出がよくなると言われています。
11月2日(日)にはここで「ちちこぶ祭り」という地元のお祭りも開催されます。
また、このすぐ目の前には、下城の滝と呼ばれる滝があり、
大きくえぐれた谷底に杖立川の水が勢い良くダイブし、
その周辺の雑木の紅葉も覗くことが出来ます。
小国町の名物、杉の葉のオブジェも。
まだ覚えたてですが、空撮動画も
今年の下城の大イチョウのライトアップは11月10日まで。
夕方以降通りがかる時は、是非お立ち寄りくださいね!
小国郷で昔からよく食べられている野菜の一つに里芋があります。
里芋は直火で焼いて生姜醤油を付けて食べると最高なんですが、
土と繊維質の皮を取り除くのが結構大変で、包丁で皮をむくと身の大部分も削りとってしまいます。
そこで!
どうやらこの辺りでしか使われていないという、芋車の出番です!
今回は千光寺付近の井手で使用されている芋車をご紹介します。
のどかな風景ですね。
これが井手にセットされた芋車!
木の板と竹で組んだ水車のような構造をしていて、中に土や根っこがついたままの里芋を入れて、
水が流れる井手にセットします。
芋車は水のちからでグルグル回って・・・
30分も回すと、土、皮、根っこが取れた白い里芋が!
この方法で洗った里芋は身の部分がほとんど削られず、
このまますぐに調理することが出来ます。
ちなみに、昔は地域で共有の石臼に芋を入れて、足や板でかき混ぜて洗っていたそうです。
昨日よりお届けしている、小国郷秋の2大祭り、
次は小国町で開催されたふるさとの秋祭りを少しだけご紹介!
(カメラ忘れたのでスマホカメラの写真しかとれていないということです・・・)
まずは出店!
きよら祭りでは市の原小学校のグラウンドにステージや出店等ほとんどのものが集約されていたのに対して、
ふるさとの秋祭りでは、宮原の大部分が祭り会場となります。
従って、出店は道路に面した店先などに出展されています。
そのうちの一つ、七福醤油さん前のつくね!
醤油がスプレーされているそうで、食べ慣れた醤油の風味をほんのり感じます。
そして町内をほぼ一周するパレード。
ふるさとの秋祭りで最も盛り上がるところです。
もう一つ、このお祭りの名物、杉の葉で造形されたキャラクターも!
今年はやっぱりこのキャラですね。
現地入りに遅れた上にカメラを忘れるという大失態でしたが・・・
パレードはひととおり見ることが出来ました。
来年はもっと細かくお伝えできるように準備します。。。
小国町、南小国町。小国郷の今とか昔とか先を伝える小国郷総合情報サイト!