阿蘇が世界農業遺産(GIAHS)に認定され、早くも一年が経ちました。
後継者問題やTPP等、まだまだ課題は山積みですが、
阿蘇の農業は間違いなく世界中から注目を集め始めています。
今日はちょうど一年を迎える世界農業遺産について、
活用事例や新たな目論見の発表が行われるシンポジウムが地元阿蘇市で開催されたので、
参加してきました。
今回最も注目したのは、
ということで、これから更に増加することが見込まれる観光客と、
それによる排気ガス汚染について、どのように自然環境を守っていくのか?
という問に対して提案された答え。
「電気自動車の聖地」阿蘇。
その手始めに、今回熊本日産自動車さんより阿蘇の7市町村に電気自動車が寄贈・貸与され、
今後阿蘇の各地に電気自動車用の急速充電器が設置される計画となっているそうです。
阿蘇の農業や観光に欠かせない自動車から
自然に悪影響を及ぼす排気ガスがなくなる日は、
意外と早く訪れるかもしれません。