ニュース等で報道されておりますとおり、
阿蘇高岳が22年ぶりにマグマ噴火しました。
皆さん、週末の予定等に影響が無いか、気になっている方もいらっしゃると思います。
まず、噴火についてですが、27日の午後からは噴煙を伴う噴火は起きていないようで、
現在噴出しているのは、平常時と同じ蒸気やガスが中心の様で、
噴出物による影響は27日の午後からは無いようです。
また、小国郷での影響ですが、
火山灰(よな)等の直接の影響はほぼ0で、
黒川温泉等に直接的な影響は出ていません。
航空便等、変更になる可能性も0ではありませんが、
火山情報等をチェックしつつ、皆さん安心して小国に遊びに来てくださいね!

写真は27日午後、大観峰より。
午前噴火した分の噴煙でもやがかかっている様に見えます。
11月も終盤に近づいてまいりました。
今年もそこら中の紅葉がたくさんの人々の目を魅了していますが、
一旦黒川温泉の紅葉の様子をまとめてご紹介します。
一枚目は平野台から、くじゅう連山の猟師山方面。
手前のススキから猟師山へ向かって段階的に赤く染まっています。

清流の森。
原生林の間を抜ける遊歩道では川の流れる音と野鳥の声だけが聞こえます。

黒川荘さんの川向、屏風岩。
切り立ったガケにはほとんど人の手が入らず、広葉樹が自生しています。

木々に囲まれた南城苑さん。
左側の黄色い塊は地蔵堂の大イチョウですね。

やまびこ旅館さん周辺。

残り少ない紅葉シーズンですが、この後はいよいよ冬の黒川温泉を彩る湯あかりが始まります。
三連休も中日ですね。
この連休中に紅葉を楽しめそうなところを紹介します。
少し散りかけていますが、マゼノミステリーロードを通ってマゼノ渓谷で少し車を停めていただくと、
渓谷をうめつくす紅葉を見渡すことが出来ます。
谷間は赤みがかった広葉樹が群生し、緑色はご存知小国杉です。
そして、中央遠くに見えるのは涌蓋山。

黄金色のススキ。と、手前のは・・・
何でしょう?

見える範囲は紅葉と小国杉でうめつくされています。

この他にも黄色く変色したクヌギの木でうめつくされた丘等、
マゼノミステリーロードではこの季節しか見ることの出来ない景色が果てしなく広がります。
マゼノミステリーロードは冬場凍結の為、大部分が閉鎖されてしまうので、
是非この時期はちょっとルートを変更してマゼノミステリーロードを通ってみてください。
今年の小国郷の紅葉も徐々にピークを迎えそうです。
今週末行き先を決めていない方には、遊水峡へ立ち寄るのがおすすめです。
川を挟んだ木々が赤く色づき、ところどころで鮮やかなグラデーションが見られます。


ちなみに、ここ遊水峡はついこないだ世界ジオパークに認定された阿蘇の貴重な地形を観察することができる、
ジオサイトとしても登録されています。
遊水峡の川底は太古に噴火した阿蘇山の火砕流が堆積して固まった岩盤で出来ており、
自然に出来たとは思えないような平な川底が広がっています。
この平な川底のおかげで水量の割に幅が広くて水深の浅い遊水峡の特徴となっています。
ついでにカッパ滝の動画もどうぞ
水遊びできる夏の遊水峡は最高ですが、
この時期に歯科見られない落ち着いた遊水峡もまた格別です。
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