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黒川温泉 湯あかり 12月19日点灯式

とうとう今年もあと3週間ちょっとになりました。

雪も何度が小国郷でも何度か降雪もあり、本格的に冬に突入するところです。

 

ところで、少し厳し目の冬を迎える小国郷でも冬のイベントは休みなく企画されています。

特に、今年で3回めを迎える黒川温泉の湯あかりは、徐々に規模を拡大しながら、

寒いだけでは無い冬を演出します。

黒川温泉湯あかり

こちらは去年の湯あかりで、特に大雪の夜に黒川温泉のまるすず橋で撮影したものです。

 

黒川温泉湯あかり

去年は川の水面まで湯あかりが点灯されましたが、今年は更に広い範囲を明るく灯すことになりそうです。

 

黒川温泉湯あかり

黒川温泉湯あかり

 

日程は12月19日の点灯式より、ほぼ毎晩一部点灯、

そして土日祝祭日には全点灯が計画されています。

 

冬は温泉で温まって、ちょっと心もあたたまるような湯あかりも楽しめます。

 

黒川温泉 湯あかり

http://www.kurokawaonsen.or.jp/free/free.php?intFreeKey=67&intKKey=3

黒川温泉 2014紅葉 まとめ

11月も終盤に近づいてまいりました。

今年もそこら中の紅葉がたくさんの人々の目を魅了していますが、

一旦黒川温泉の紅葉の様子をまとめてご紹介します。

 

一枚目は平野台から、くじゅう連山の猟師山方面。

手前のススキから猟師山へ向かって段階的に赤く染まっています。

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清流の森。

原生林の間を抜ける遊歩道では川の流れる音と野鳥の声だけが聞こえます。

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黒川荘さんの川向、屏風岩。

切り立ったガケにはほとんど人の手が入らず、広葉樹が自生しています。

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木々に囲まれた南城苑さん。

左側の黄色い塊は地蔵堂の大イチョウですね。

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やまびこ旅館さん周辺。

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残り少ない紅葉シーズンですが、この後はいよいよ冬の黒川温泉を彩る湯あかりが始まります。

マゼノ渓谷の紅葉 マゼノミステリーロード

三連休も中日ですね。

この連休中に紅葉を楽しめそうなところを紹介します。

少し散りかけていますが、マゼノミステリーロードを通ってマゼノ渓谷で少し車を停めていただくと、

渓谷をうめつくす紅葉を見渡すことが出来ます。

 

谷間は赤みがかった広葉樹が群生し、緑色はご存知小国杉です。

そして、中央遠くに見えるのは涌蓋山。

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黄金色のススキ。と、手前のは・・・

何でしょう?

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見える範囲は紅葉と小国杉でうめつくされています。

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この他にも黄色く変色したクヌギの木でうめつくされた丘等、

マゼノミステリーロードではこの季節しか見ることの出来ない景色が果てしなく広がります。

 

マゼノミステリーロードは冬場凍結の為、大部分が閉鎖されてしまうので、

是非この時期はちょっとルートを変更してマゼノミステリーロードを通ってみてください。

阿蘇の春と言えば高菜! 高菜漬け用の高菜折りに参加してきました

 

だご汁と高菜めしというぐらい、阿蘇に高菜漬けはかかせません。

ということで、百姓いっきの高菜折りに参加してきました。

百姓いっきについてはまた今度詳しくご紹介します。

※写真は農花の会の方が漬けた今年の高菜の高菜漬けです。

百姓いっき 高菜折り

冬を越してこの季節、小国郷の農家は今年最初の収穫期に入ります。

その一つが高菜。ビニールハウスを覗くと、一面ワッサーと高菜が生い茂っています。

なぜ高菜折りと言うかというと、この収穫期に入った高菜は、茎のある部分を摘んで、ポキっとおることができるためだそうな。

つまり、機械を使わずにすべて手作業での収穫になります。

百姓いっき 高菜折り

収穫の風景はこんな感じ。

一見草原でほのぼのと楽しんでいるように見えますが、

意外と重労働です。

でも、こうしないとおいしい高菜漬けは出来ないんです。

百姓いっき 高菜折り

そして、この場にいないと見られない、珍しい高菜の花が咲いていることもあります。

百姓いっき 高菜折り

高菜を折ること数時間、かくして今日収穫した高菜は今日中に漬けられて、おいしい高菜漬けが出来上がります。

千年の歴史を支える焼け野原 野焼き後の押戸石

押戸石の丘からは、野焼きが終わった直後の数週間だけ黒く焼け焦げた草原を見渡すことが出来ます。

押戸石 野焼き後

阿蘇周辺で3月の中旬頃に行われる野焼きにより、冬を超えて枯れた草原の野草や害虫等が焼き払われ、

まさに真っ黒な焼け野原が残ることになります。

4月下旬になれば黒い地面の下から、新しい緑の牧草が芽を出し、

新しい一年のサイクルが始まっていくんです。

押戸石 野焼き後

しかし、各所でこの野焼きの存続も危ぶまれるほど、地域の働き手が減少し、

ニュース等で耳にする限界集落に近づいているのも現実です。

押戸石 野焼き後

この千年の草原をこれから先もずっと残したいと思いませんか?

3月30日 南の小さな国のマーケット in きよらカアサ

 

来週、3月30日に南小国町のきよらカアサで

’南の さな の マーケット’ が開催されます!

 

内容は、地元のカフェなど飲食店や、今が旬の採れたてしいたけ等など。

ちょこっとしいたけ

春を迎える南小国町のなうが勢揃いします!

 

時間は10:30 ~ 16:00 まで。

小国のなう!を見に来てね!

 

出店予定リスト

・あっぷるみんと
・cafe 果林
・辻の茶屋
・ピエロ
・轍(ピザ)
・農花の会(だんご汁、甘酒)
・下城さん家のしいたけ
・観光協会(里芋焼き)
・きよらカアサ(バーベキュー)

ほか

エネルギー地産地消への試み 小国杉を利用した木質ペレットストーブ

今日はエネルギーについてのお話です。

小国郷は阿蘇外輪山上にあり、標高も500m前後と、南国九州にしては涼しい、もしくは寒い地域です。

つい先日も大雪により、小国郷内では軒並み30cmオーバーの積雪を記録しました。

こういった地域で必ず必要になる暖房と、そのためのエネルギー。

木材を使った薪ストーブがブームと言っても、多くは灯油を使ったストーブや、重油を使ったボイラー等がスタンダードな熱源として普及しています。

 

しかしここは小国郷、小国杉という一流の建材の副産物として、大量の木くずが日々排出されます。

この木くずをエネルギーとして効率的に有効活用できるアイテムが、’ペレットストーブ’です。

通常、針葉樹である杉材は薪ストーブの燃料としては燃焼時間が短いため、あまり好まれていないようですが、この杉材を木質ペレットとして加工することで体積が圧縮され、燃焼時間にも置き場所にもさほど困らない燃料として生まれ変わります。

 

そして今、小国杉の木くずをエネルギー源に変える木質ペレットの製造が、まさに小国郷内で始まろうとしています。

各地でエネルギーの地産地消が盛り上がっていますが、小国郷では最も小国郷らしい方法でエネルギーの地産地消への取り組みがスタートします。

大雪後のお楽しみ? 黒川温泉のかまくらを一挙公開

大雪後の除雪も一段落し、黒川温泉の各地でかまくらが制作されていましたので、

まとめてご紹介します。

かまくら べっちん館前

べっちん館前 旅館 南城苑別館

かまくら 豆腐吉祥裏

豆腐吉祥裏 十数人による大作ですが、撮影時は天気が良かったので、少し融けて縮んだように見えます。

今夜はこのかまくらで鍋パーティーが開催されるとか。

かまくら やまの湯前

旅館やまの湯前 おそらく黒川で最初に制作されたかまくら 形が綺麗です。

かまくら ガソリンスタンド前

ガソリンスタンド前 重機で除雪され積み上げられた雪に穴をほったので、形や色は重視されていないのが特徴。

しかし、重機を使用しているので、大きさは最大級です。

かまくら 駐在所前

 

黒川駐在所前

除雪が一段落したら大人も子供も十年に一度の大雪を楽しんでいました。

ゆーきやこんこん♪

九州と言っても小国郷は標高500mオーバー!

 

降るときは降ります!現在標高700mの黒川温泉で積雪7cm程!

まだまだ降りそうな気配なので、これからドンドン積もるでしょう!

2014/02/13 黒川温泉 積雪 2014/02/13 黒川温泉 積雪

焦らずムリせず!

タイヤのすべり止めはしっかり!

 

辿り着けば雪見風呂が待ってますよ!

 

 

 

冬の湧蓋山(わいたさん)

特に用事は無かったのですが、数日前わいた山がきれいに見えたので撮影。

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小国側のある地点からはきれいに円錐型に見えるので、

小国富士と呼ばれることもあります。

山開きは5月。頂上からは阿蘇北外輪山と久住連山を見渡すことができる、小国中級者向けの絶景スポットです。

【データ】

蓋山(の字を書くことも)

■頂上地点標高1499.5m

■熊本県と大分県の県境にそびえる(頂上は大分県九重町だそうな)

■小国郷からの登山口ははげの湯(岳の湯)温泉から

富士山はちょっと遠い!という方も、暖かくなったらわいた山トレッキングにチャレンジしてみてはどうでしょう?

汗をかいたらふもとのわいた温泉郷でゆっくり疲れをとってください。