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黒川温泉 平野台~恋人たちの丘

黒川温泉街より、車で5分。

徒歩なら1時間ぐらい?の場所にある平野台と、その先の恋人たちの丘をご紹介します。

平野台は阿蘇北外輪山の広大な牧野(ぼくや)の一部であり、

その高台にある恋人たちの丘からは、広大な牧野越しに阿蘇山を望むことができる絶景スポットです。

平野台付近の牧野は毎年3月に野焼きが行われ、その後5月頃には

新芽を含む緑で溢れかえります。

5月現在の平野台、親水公園付近。

黒川温泉 平野台から恋人たちの丘

そして平野台から更に斜面を登った位置にある恋人たちの丘。

見渡す限りの阿蘇北外輪山の原野と、その向こうに阿蘇5連山が。

展望台には澄んだ鐘が設置してあり、どこまでも鳴り響くような澄んだ音を鳴らします。

その横には筑後川源流であることを示す碑も。

黒川温泉 平野台から恋人たちの丘

東側に見える猟師山。

黒川温泉 平野台から恋人たちの丘

 

恋人たちの丘からの180度パノラマ。

黒川温泉 平野台から恋人たちの丘

 

この平野台と恋人たちの丘は、5月25日に開催される野みちをゆくウォーキングのゴール付近になります。

是非ご自分の足でこの絶景を獲得してください。

黒川温泉 湯のはた芽吹き祭

4月20日(日)

に黒川温泉で春のお祭り

’湯のはた芽吹き祭’が開催されます。

 

このイベントは、地元の人々が春の訪れを喜び、花をチラ見しながらお酒やお酒や食べるのを楽しみ、

更に子供が主役のステージや、カラオケ、腕相撲尻相撲大会等、

とことん春の陽気を楽しめるイベントを目指しています。

湯のはた芽吹き祭

 

バザーでは赤牛ハンバーグや地元の採れたてしいたけ等が出店される予定で、

阿蘇の味覚をちょいかじり出来ます。

湯のはた芽吹き祭

 

詳細はコチラ

黒川温泉青年部

阿蘇の春と言えば高菜! 高菜漬け用の高菜折りに参加してきました

 

だご汁と高菜めしというぐらい、阿蘇に高菜漬けはかかせません。

ということで、百姓いっきの高菜折りに参加してきました。

百姓いっきについてはまた今度詳しくご紹介します。

※写真は農花の会の方が漬けた今年の高菜の高菜漬けです。

百姓いっき 高菜折り

冬を越してこの季節、小国郷の農家は今年最初の収穫期に入ります。

その一つが高菜。ビニールハウスを覗くと、一面ワッサーと高菜が生い茂っています。

なぜ高菜折りと言うかというと、この収穫期に入った高菜は、茎のある部分を摘んで、ポキっとおることができるためだそうな。

つまり、機械を使わずにすべて手作業での収穫になります。

百姓いっき 高菜折り

収穫の風景はこんな感じ。

一見草原でほのぼのと楽しんでいるように見えますが、

意外と重労働です。

でも、こうしないとおいしい高菜漬けは出来ないんです。

百姓いっき 高菜折り

そして、この場にいないと見られない、珍しい高菜の花が咲いていることもあります。

百姓いっき 高菜折り

高菜を折ること数時間、かくして今日収穫した高菜は今日中に漬けられて、おいしい高菜漬けが出来上がります。

千年の歴史を支える焼け野原 野焼き後の押戸石

押戸石の丘からは、野焼きが終わった直後の数週間だけ黒く焼け焦げた草原を見渡すことが出来ます。

押戸石 野焼き後

阿蘇周辺で3月の中旬頃に行われる野焼きにより、冬を超えて枯れた草原の野草や害虫等が焼き払われ、

まさに真っ黒な焼け野原が残ることになります。

4月下旬になれば黒い地面の下から、新しい緑の牧草が芽を出し、

新しい一年のサイクルが始まっていくんです。

押戸石 野焼き後

しかし、各所でこの野焼きの存続も危ぶまれるほど、地域の働き手が減少し、

ニュース等で耳にする限界集落に近づいているのも現実です。

押戸石 野焼き後

この千年の草原をこれから先もずっと残したいと思いませんか?

阿蘇神社 火振り神事

 

 

 

先週おこなわれた阿蘇神社の火振り神事の写真をいただいたのでご紹介します。

いつもより余計に振り回してます。

バックの神殿等がまた雰囲気を盛り上げてますね。

火振り神事1

 

格闘ゲームの必殺技にも見えます。

※安全第一で!

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火振り神事は五穀豊穣を祈って毎年3月中旬に行われます。

来年はこの写真と一緒に事前にお知らせしたいですね。

 

写真提供は黒川温泉の穴井憲生さんより。

エネルギー地産地消への試み 小国杉を利用した木質ペレットストーブ

今日はエネルギーについてのお話です。

小国郷は阿蘇外輪山上にあり、標高も500m前後と、南国九州にしては涼しい、もしくは寒い地域です。

つい先日も大雪により、小国郷内では軒並み30cmオーバーの積雪を記録しました。

こういった地域で必ず必要になる暖房と、そのためのエネルギー。

木材を使った薪ストーブがブームと言っても、多くは灯油を使ったストーブや、重油を使ったボイラー等がスタンダードな熱源として普及しています。

 

しかしここは小国郷、小国杉という一流の建材の副産物として、大量の木くずが日々排出されます。

この木くずをエネルギーとして効率的に有効活用できるアイテムが、’ペレットストーブ’です。

通常、針葉樹である杉材は薪ストーブの燃料としては燃焼時間が短いため、あまり好まれていないようですが、この杉材を木質ペレットとして加工することで体積が圧縮され、燃焼時間にも置き場所にもさほど困らない燃料として生まれ変わります。

 

そして今、小国杉の木くずをエネルギー源に変える木質ペレットの製造が、まさに小国郷内で始まろうとしています。

各地でエネルギーの地産地消が盛り上がっていますが、小国郷では最も小国郷らしい方法でエネルギーの地産地消への取り組みがスタートします。

何度でも登ってみたい 押戸石の丘

小国郷の絶景ポイント。前回のわいた山につづいて、

今度は北外輪山南よりの’押戸石’の丘’をご紹介します。

わいた山に比べて、この押戸石の丘は、スグ近くまで車で乗り付けることができるので、

比較的手軽に登ることが出来ます。

駐車場から頂上までの距離も、歩いて10分程。

ただし、国道212号船から駐車場までは若干過酷な車道(?)を通行する必要があり、

脱輪等の注意が必要です。

そんな苦労をして到着した頂上からの眺めがコチラ。

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阿蘇根子岳。手前左端に見える道路が国道212号線。

右端の根子岳に突き刺さるシルエットがミルクロードの電波塔。

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北外輪山を一望

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正面が久住山、左側、尖った山がわいた山。

駐車場から頂上までの徒歩コースはふたコースあり、片方は途中までウッドチップが敷き詰められて、

足にやさしい歩行感覚です。

天気のいい日はここでボーっとするだけでも阿蘇のパワーをもらえる気がします。

 

駐車場から頂上へ登るには、200円必要ですが、

全く気にならないほど価値があります。

 

詳しくはNPO法人押戸石の丘を御覧ください

 

 

冬の湧蓋山(わいたさん)

特に用事は無かったのですが、数日前わいた山がきれいに見えたので撮影。

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小国側のある地点からはきれいに円錐型に見えるので、

小国富士と呼ばれることもあります。

山開きは5月。頂上からは阿蘇北外輪山と久住連山を見渡すことができる、小国中級者向けの絶景スポットです。

【データ】

蓋山(の字を書くことも)

■頂上地点標高1499.5m

■熊本県と大分県の県境にそびえる(頂上は大分県九重町だそうな)

■小国郷からの登山口ははげの湯(岳の湯)温泉から

富士山はちょっと遠い!という方も、暖かくなったらわいた山トレッキングにチャレンジしてみてはどうでしょう?

汗をかいたらふもとのわいた温泉郷でゆっくり疲れをとってください。

小国は農業もスゴイ! 阿蘇世界農業遺産の農業

昨年5月に小国郷のある阿蘇が世界農業遺産(GIAHS)として認定されました。

 

GIAHSとは、簡単に言えば世界遺産の農業版で、詳しくはまたの機会に紹介させていただきたいのですが、

とにかくそのくらいこの辺りの農業も伝統と特色を持っていると言えます。

今回は特に、南小国町の若手農業集団、’百姓いっき’が生産する’おぐにんにく’を熟成させた’おぐにんにく黒’をご紹介します。

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’おぐにんにく’とは、阿蘇の野焼きでにより維持されている牧草を発酵させた堆肥を使って栽培された世界最大級の巨大にんにくで、

一玉の大きさは大人のこぶし大、匂いが少なく、煮込み料理等にも向いているにんにくです。

’おぐにんにく黒’は、この’おぐにんにく’を長時間熱を加えながら熟成させることで、にんにく本来の甘みを残したドライフルーツのような味のにんにくです。

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詳しくはコチラ!

百姓いっき