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エネルギー地産地消への試み 小国杉を利用した木質ペレットストーブ

今日はエネルギーについてのお話です。

小国郷は阿蘇外輪山上にあり、標高も500m前後と、南国九州にしては涼しい、もしくは寒い地域です。

つい先日も大雪により、小国郷内では軒並み30cmオーバーの積雪を記録しました。

こういった地域で必ず必要になる暖房と、そのためのエネルギー。

木材を使った薪ストーブがブームと言っても、多くは灯油を使ったストーブや、重油を使ったボイラー等がスタンダードな熱源として普及しています。

 

しかしここは小国郷、小国杉という一流の建材の副産物として、大量の木くずが日々排出されます。

この木くずをエネルギーとして効率的に有効活用できるアイテムが、’ペレットストーブ’です。

通常、針葉樹である杉材は薪ストーブの燃料としては燃焼時間が短いため、あまり好まれていないようですが、この杉材を木質ペレットとして加工することで体積が圧縮され、燃焼時間にも置き場所にもさほど困らない燃料として生まれ変わります。

 

そして今、小国杉の木くずをエネルギー源に変える木質ペレットの製造が、まさに小国郷内で始まろうとしています。

各地でエネルギーの地産地消が盛り上がっていますが、小国郷では最も小国郷らしい方法でエネルギーの地産地消への取り組みがスタートします。

空から小国を見てみよう

空から小国郷を撮影する機会があったので、手持ちのカメラで頑張って撮ってみました。

涌蓋山 空撮 

涌蓋山先日の撮影後に雪が降ったので、少し雪化粧しています。

手前の雲に隠れているあたりから南小国町です。

涌蓋山 空撮

小国町と南小国町の中心部付近。

こう見ると、山はほとんど小国杉が植樹されているのがなんとなくわかります。

ちなみに、小国郷の樹は9割位上が杉らしいです。

涌蓋山 空撮

わいた温泉郷付近と風力発電の風車。

 

久住山 空撮

おまけ。

久住山。九州最高峰だけあり、頂上付近は雲の上に見えます。

 

空から眺めてみるだけで、地図でも読み取れない新しい小国郷を感じ取ることが出来ました。

普通に住んでても見えないところまでビッシリ植樹されている小国杉すげえ!

 

 

『南小国町観光まちづくり』シンポジウム

2月12日、『南小国町観光まちづくり』シンポジウムが開催されました。

南小国町自然休養村管理センター

会場の南小国町自然休養村管理センター

 

 

この会は、”日本で最も美しい村””きよらの郷”の実現を目指す南小国町の中で、

農業・林業・飲食・観光・行政等、あらゆる業種のアツい思いを持った方々による2時間超に渡る活動報告と、そこから立ち上がった 南小国まちづくり研究会’みなりんく’

の設立と今後の方針についての報告が行われました。

今回は簡単に会場の様子を。

南小国観光まちづくりシンポジウム ごはん食べ比べ

 

地元でとれた’あきげしき’や’ヒノヒカリ’と、一般に良く流通しているお米との食べ比べ。

南小国観光まちづくりシンポジウム

 

会場のステージ。

今回はスライドを使用した発表がメインでした。

次回からは詳細な発表内容を報告していきます。