カテゴリー別アーカイブ: 食う

HAPPY BIRTHDAY ASO GIAHS !!

阿蘇が世界農業遺産(GIAHS)に認定され、早くも一年が経ちました。

後継者問題やTPP等、まだまだ課題は山積みですが、

阿蘇の農業は間違いなく世界中から注目を集め始めています。

 

今日はちょうど一年を迎える世界農業遺産について、

活用事例や新たな目論見の発表が行われるシンポジウムが地元阿蘇市で開催されたので、

参加してきました。

阿蘇地域世界農業遺産 一周年記念シンポジウム

 

今回最も注目したのは、

「電気自動車の聖地化」による観光と環境の両立

ということで、これから更に増加することが見込まれる観光客と、

それによる排気ガス汚染について、どのように自然環境を守っていくのか?

という問に対して提案された答え。

電気自動車の聖地」阿蘇。

その手始めに、今回熊本日産自動車さんより阿蘇の7市町村に電気自動車が寄贈・貸与され、

今後阿蘇の各地に電気自動車用の急速充電器が設置される計画となっているそうです。

 

阿蘇の農業や観光に欠かせない自動車から

自然に悪影響を及ぼす排気ガスがなくなる日は、

意外と早く訪れるかもしれません。

野みちをゆく ウォーキング & 南の小さな国のマーケット 5月25日

毎年恒例の黒川温泉の「野みちをゆく」 ウォーキングと、

「南の小さな国のマーケット」が5月25日に同時開催されます。

 

「野みちをゆく」ウォーキングは、

黒川温泉街を出発して、約1時間半でゴールを目指すのんびりAコースと、

約2時間半の急勾配を含むハードなスペシャルBコース

のいずれかにエントリー可能です。

毎年早めに満員になる人気のイベントなので、エントリーはお早めに!

ウォーキング&南の小さな国のマーケット

 

また、今回はゴール地点である平野台に二度目の開催となる

「南の小さな国のマーケット」も同時開催されます。

コチラも前回好評だったバザーに加え、薪割り体験等の体験ブースも設置されて

更にパワーアップ!

ちょうど新緑に染まった黒川の自然を感じながら、まったり過ごせそうです。

詳しくはコチラ

筑後川に流れこむ源流の水 立岩水源

小国郷の川は日田、久留米を通って有明湾に流れ込む、筑後川の源流に当たります。

この水は、小国杉がうめつくす山々や、野焼きに寄って保たれる草原が雨水を地下に吸収した後に川に流れ出すため、

非常に澄んだ清らかな流れを作り出し、周辺の田畑を始め流域沿いの水瓶として大きな役割を持ちます。

 

今日はその中でも南小国町の立岩地区にある立岩水源をご紹介します。

水源には広めの駐車場が有り、大きめのタンクに水を組んでも楽に持ち帰り出来ます。

この場でのキャンプはNG

立岩水源

湧きだした水が川に流れていくところ

立岩水源

水を汲む場所4本の口から常に勢い良く水が流れ出ています

立岩水源

奥には水の神様をまつった碑や鳥居が

立岩水源

立岩水源

周辺では田んぼの準備が始まっています

立岩水源

この水源は地元の自治会によって整備されいるので、水汲みに訪れた方は、

水源維持のために是非寄付をお願い致します。

また、水の商用利用はNGとのことです。

マゼノ共和国春祭り ちょっとだけ報告

マゼノ共和国春祭りにちょっとだけ潜入できたので、報告します。

場所は南小国町中原。

国道212号線から、押戸石方面へマゼノミステリーロードを進むと、

右側の谷へ降りる方向に甲の瀬キャンプ場が。

 

潜入時はすでに終了間際で、ほとんどのプログラムが終了していたので、

バザーと最後の抽選会のみの参加となりました。

入場時に大人200円、子供100円の入場料を支払うと、それぞれ番号が入った抽選券を渡されます。

 

ステージの合間に子供と戯れるきよらスキー

マゼノ共和国春祭り

バザーの一つ、川魚の塩焼き。

マゼノ共和国春祭り

もういっちょ。

山菜のてんぷらや、赤飯等。

山菜のてんぷらには、珍しい藤の花の天ぷらも入っていました。

終了間際ということで、購入したパックに更に山盛りてんぷらを詰め込んでくれました。

マゼノ共和国春祭り

そして抽選会が・・・

マゼノ共和国春祭り

この日は午前中は快晴、この時間は若干雲が出ていましたが、アウトドア日和!

マゼノ共和国春祭り

会場のマゼノ甲の瀬キャンプ場の真ん中には清流が流れています。

ここでの魚のつかみ取りも行われたそうな(到着時には終了していました・・・)

マゼノ共和国春祭り

 

という感じのマゼノ共和国春祭り。

キャンプ場だけあって、お客さんも会場内でテントを張ってまったりと過ごしていました。

来年もこどもの日前後の子のイベントをお楽しみに!

押戸石祭りの報告 くまモン来たよ

 

本日開催された押戸石祭りの報告です。

会場は押戸石の丘の広場付近、特設会場にて。

いつもより広く取られた駐車スペースと

多数の警備員の皆さんで来場客を誘導しています。

 

広い会場よりもさらにさらに広い阿蘇の原野。

押戸石祭り

 

会場ではステージや地元の方々による多数のバザーが開かれています。

これはその一つのだご汁。

肌寒い曇り空に温かいだご汁が身にしみます。

 

押戸石祭り だご汁

 

そしてステージで一番盛り上がったのは、くまモンときよらスキーの共演。

くまモンの新しい曲に合わせて、きよらスキーもゆらゆら~と

 

押戸石祭り くまモン & きよらスキー

んで、ステージが終わったらくまモンの登山開始。

子どもたちを引き連れて押戸石の丘を登ります。

押戸石祭り

丘を駆け上がるくまモン

押戸石祭り

そして頂上で岩に登ってポーズ

押戸石祭り くまモン

 

 

と言った感じで、押戸石のイベントでは毎回天気が心配されますが、

地元の方々の気合のおかげか、予報にも負けずに無事押戸石祭が開催されました。

マゼノ共和国 春祭り

いよいよゴールデンウィークに突入ですね!

小国郷でも春のイベントがじゃんじゃん開催されます。

5月4日は、押戸石からほど近いマゼノ渓谷のキャンプ場、

甲の瀬ファミリーキャンプ村でマゼノ共和国春祭りが開催されます。

 

当日は屋外コンサートや魚のつかみ取り等の遊びや、

バザーが開かれる予定です。

 

日程5月4日(日)午前10時より。

南小国町、マゼノミステリーロード沿いのマゼノ共和国甲の瀬キャンプ場内にて。

入場料 大人200円 子供100円です。

自然と戯れる一日をどうぞ!

黒川温泉 湯のはた芽吹き祭

4月20日(日)

に黒川温泉で春のお祭り

’湯のはた芽吹き祭’が開催されます。

 

このイベントは、地元の人々が春の訪れを喜び、花をチラ見しながらお酒やお酒や食べるのを楽しみ、

更に子供が主役のステージや、カラオケ、腕相撲尻相撲大会等、

とことん春の陽気を楽しめるイベントを目指しています。

湯のはた芽吹き祭

 

バザーでは赤牛ハンバーグや地元の採れたてしいたけ等が出店される予定で、

阿蘇の味覚をちょいかじり出来ます。

湯のはた芽吹き祭

 

詳細はコチラ

黒川温泉青年部

阿蘇の春と言えば高菜! 高菜漬け用の高菜折りに参加してきました

 

だご汁と高菜めしというぐらい、阿蘇に高菜漬けはかかせません。

ということで、百姓いっきの高菜折りに参加してきました。

百姓いっきについてはまた今度詳しくご紹介します。

※写真は農花の会の方が漬けた今年の高菜の高菜漬けです。

百姓いっき 高菜折り

冬を越してこの季節、小国郷の農家は今年最初の収穫期に入ります。

その一つが高菜。ビニールハウスを覗くと、一面ワッサーと高菜が生い茂っています。

なぜ高菜折りと言うかというと、この収穫期に入った高菜は、茎のある部分を摘んで、ポキっとおることができるためだそうな。

つまり、機械を使わずにすべて手作業での収穫になります。

百姓いっき 高菜折り

収穫の風景はこんな感じ。

一見草原でほのぼのと楽しんでいるように見えますが、

意外と重労働です。

でも、こうしないとおいしい高菜漬けは出来ないんです。

百姓いっき 高菜折り

そして、この場にいないと見られない、珍しい高菜の花が咲いていることもあります。

百姓いっき 高菜折り

高菜を折ること数時間、かくして今日収穫した高菜は今日中に漬けられて、おいしい高菜漬けが出来上がります。

南の小さな国のマーケットに行ってみたらしいたけが木に生えたまま売られていた

 

南小国町で開催された’南の小さな国のマーケット’におじゃましてきたので、報告!

地元の農家や飲食店が南小国町の物産館、きよらカアサの特設開場に集まり、それぞれのイチオシを販売・食べられるということで、

どんなものか、ふらっと寄ってみました。

 

まず一番最初に目についたのが、木に生えたしいたけ!

これ収穫前状態じゃないですか!

南の小さな国のマーケット しいたけ

 

と思ったけど、これはこの場で木からしいたけを収穫して、焼いて食べられるそう。

採れたてしいたけの丸焼き。プリプリでうまいっす!

このしいたけの原木はそのままお持ち帰りもできるそうです。

 

南の小さな国のマーケット

 

そしてもう一つの丸焼き里芋。

南小国では昔から自分の畑で里芋を栽培して様々な料理法で食べていました。

今日は丸焼きした里芋を生姜醤油をつけてかじります。

※ついでにしいたけも焼けてます

南の小さな国のマーケット

ハーブ農園 あっぷるみんとさんの加工品。

すべてここの農場でとれたハーブ等を使用しているそうです。

ハーブソルトは12種類ものハーブを使っているそう!

南の小さな国のマーケット

辻の茶屋さんのジャンボいなり。横の500mlペットボトルと比べてみてください。

即売り切れで食べられませんでした・・・

南の小さな国のマーケット

カフェかりんさんのパン。

パンも美味しそうですが、ディスプレイに使われている箱は、小国杉を使用して、スタッフが数日前から制作したそうです。

南の小さな国のマーケット

結構な人だかり。

南の小さな国のマーケット  

桜餅と菱餅。

南小国のひな祭りは旧暦で4月3日です。

南の小さな国のマーケット

 

 

 

そして今日最強のネーミング、

その名もサクラ色甘酒 ’桃色吐息!’

※サクラ色にするのを忘れてフツーの甘酒になったそうです・・・

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素敵なネーミングの甘酒とお餅を提供した農花会の皆さんと、今回の仕掛け人、

地域おこし協力隊のリカちゃんとアリサちゃん。最近よく新聞等で見かけます。

二人がつけてるのは、こないだ試作品が出来たばかりの小国杉のカチューシャ。また今度詳しくご紹介します!

南の小さな国のマーケット

な感じで、天候が宜しくないのに、紹介しきれないほどたくさんのお店とお客さんがあつまっていました。

こういうイベントは今後もどんどんやっていただきたい!

南の小さな国のマーケット

小国は農業もスゴイ! 阿蘇世界農業遺産の農業

昨年5月に小国郷のある阿蘇が世界農業遺産(GIAHS)として認定されました。

 

GIAHSとは、簡単に言えば世界遺産の農業版で、詳しくはまたの機会に紹介させていただきたいのですが、

とにかくそのくらいこの辺りの農業も伝統と特色を持っていると言えます。

今回は特に、南小国町の若手農業集団、’百姓いっき’が生産する’おぐにんにく’を熟成させた’おぐにんにく黒’をご紹介します。

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’おぐにんにく’とは、阿蘇の野焼きでにより維持されている牧草を発酵させた堆肥を使って栽培された世界最大級の巨大にんにくで、

一玉の大きさは大人のこぶし大、匂いが少なく、煮込み料理等にも向いているにんにくです。

’おぐにんにく黒’は、この’おぐにんにく’を長時間熱を加えながら熟成させることで、にんにく本来の甘みを残したドライフルーツのような味のにんにくです。

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詳しくはコチラ!

百姓いっき